骨盤(こつばん)のほぼまんなかにある、西洋ナシのような形をした臓器が子宮です。
大きさは、全長7センチメートル、最大幅は4.3センチメートル、厚さ2.5センチメートルで、妊娠していないときには、レモンほどの大きさをしています。
子宮体部(しきゅうたいぶ)と子宮頚部(しきゅうけいぶ)
子宮は、上方の3分の2を「子宮体部」、下方3分の1を「子宮頚部」といいます。子宮体部の頂上を「子宮底」といいます。
子宮頚部の下の部分が膣(ちつ)に通じていて、子宮頸部の一部で、膣内の飛び出している部分があり、それを「子宮膣部」と呼びます。
子宮膣部には、子宮頚観への入口となる「子宮口」が開いていて、子宮体の内部は「子宮腔」といって、空洞になっています。
妊娠して胎児が成長するのは、この空洞の部分においてです。
この子宮(しきゅう)にできたがんを「子宮がん」といいます。
乳がんと同様、女性に特有のがんの代表的なものです。
子宮がんには2種類あり、子宮頚部にできる「子宮頸癌(しきゅうけいがん)」と子宮体部にできる「子宮体癌(しきゅうたいがん)」です。
子宮がんは、早期発見により治る可能性があるがんです。
ただし、同様に女性特有のがんの代名詞ともいえる「乳がん」と異なり、子宮がんは自分で触って発見する(自己診断法)ことは不可能です。
最近では、集団検診も普及してきていますので、定期的に検診を受けることが子宮がんを早期発見し、進行を食い止める非常に重要な手段です。
ま子宮たいがん、子宮けいがん共に、初期症状として不正出血がみられます。不正出血がみられたら、即、専門の医師の診断を受けることが大切です。